日本のアンティークフェアで偶然出会った作品で、店主によると版画作品とのことです。画面には身を伏せて思索するような黒猫が描かれており、毛並みは非常に繊細な線で幾重にも重ねられ、鋭く冷静な眼差しにはわずかな警戒心が宿っています。まるで紙の奥からこちらを見つめてくるような印象を与えます。余白を広く取った構図で、紙の縁には版画特有の圧痕が見られ、下部には「猫」という手書きの文字と「Chuzé」のサインが記されています。
作品全体に静けさと抑制の美しさが漂い、落ち着いた深みのある画風は、書斎やギャラリーの壁面装飾として、また猫や版画を愛する方のコレクションとしてもおすすめです。
下部にある葉っぱは私が飾りとして添えたものです。お好みに合わない場合は取り外していただいて構いません。
サイズ:62.5×47.5cm
黒猫 モノクロ 版画 額装 アート インテリア ヴィンテージ
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