【アセビとは】
・本州(山形~宮城以西)、四国及び九州に分布するツツジの仲間。日本特産の常緑低木で、やや乾燥した林地や砂礫地、山の尾根などに群生することが多い。木全体に毒性があって他の動植物を寄せ付けないため、アセビだらけの景色を作り、奈良の春日大社、奈良公園、箱根、天城山などは名所として知られる。
・万葉集にもその名が登場するほど古くから親しまれ、春に咲くスズランのような小花を観賞するため、庭木としても普及している。日本庭園において灯篭や庭石の傍に植えるのが最も似合うが、花も葉も明るめであり、洋風の庭にも違和感なく植栽できる。
・呼び名はアセビ、アセボ、アシビ、アシミ、アシブ、アセブ・・・と人によって地方によって様々で、何が正しいのかしばしば混乱を招く。英語名に含まれるアンドロメダは欧米に咲く別の花のことだが、日本固有の本種がアンドロメダに似ているため英名として用いられる
 
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