1980年代にイタリア・フィレンツェで制作された、Riccardo Marzi(リカルド・マルツィ)による「Peacock(ピーコック)」テーブルランプです。
透明なエポキシ樹脂の中に本物のフェザー(羽根)を封入し、真鍮のベースと組み合わせたユニークな作品。クラフトマンシップと自然素材の美しさが調和し、彫刻のような存在感を放っています。
羽根はクジャクの尾羽を思わせる配置になっており、グリーンやブルー、ブラウンが光を通すことで奥行きのあるグラデーションを描きます。点灯すると柔らかな羽根の質感と樹脂の透明感が対比をなし、幻想的な陰影を空間に広げてくれます。
ピーコックモチーフというと華やかになりがちですが、この作品は羽根そのものを主役にしているため、派手さよりもむしろ自然の一瞬を切り取ったような静けさがあります。樹脂の透明度や羽根のバランス、そして真鍮部分の控えめな存在感まで含め、1980年代のマルツィ作品の中でも完成度の高い一作だと感じます。
サイズ
W50cm × D23cm × H40cm
※多少の誤差がある場合がございます。ヴィンテージ品の特性をご理解のうえご検討ください。
-Riccardo Marzi
-Riccardo Marzi
-1980年代
カテゴリー:
家具・インテリア##ライト・照明##テーブルライト・デスクライト