ゴールドスーパー
島根県安来市で生産される 安来鋼(ヤスキハガネ) の一種。
正式名称は 金紙鋼(きんがみこう) で、その中でも「ゴールドスーパー」というグレードがあります。
特徴
非常に高い硬度(HRC 64 前後)
切れ味鋭い
耐摩耗性に優れる(刃持ちが良い)
主に高級和包丁や趣味性の高い刃物に使用される。
 包丁における「金紙(ゴールドスーパー)」の位置づけ
青紙スーパーと並んで、最高級ランクの鋼材に分類されることが多いです
硬度(HRC)
焼入れ後で HRC 64前後 に達することが多い。
→ 青紙スーパーと同等、もしくはそれ以上。
→ そのため切れ味が鋭く長持ちします。
特に職人が「秘蔵炭打ち」や「鍛造」などの伝統技法で仕上げることで、見た目も美しい鎚目や墨流し模様になり、コレクション性も高まります。
 「炭打ち」とは
炭火鍛造(たんびたんぞう)を略した言い方です。
炭火を熱源にして鋼を加熱し、職人がハンマーで叩いて鍛える伝統技法。
日本刀や和包丁の製造で古くから行われてきた方法で、現代のガス炉や電気炉と比べ、温度管理が難しい分だけ熟練の職人技が要求されます。
   炭打ちによる特徴
鋼の組織がきめ細かくなる
叩くことで不純物が飛び、炭火でじっくり焼き入れされるため、刃の靭性(しなやかさ)と硬さのバランスが良くなる。
独特の模様(墨流し・鎚目模様)が生まれる
層状に鍛造されると「雲浮」や「墨流し」と呼ばれる美しい波模様が出現。これも炭火鍛造の魅力。
一本ごとに表情が異なる
手作業鍛造なので同じ鋼材でも仕上がりが違い、世界に一本しかない包丁になる。
 「秘蔵」とは?
「秘蔵」は、特にこだわった・熟練職人による・希少な といった意味を込めた表現です。
つまり「秘蔵炭打ち」とは、
 伝統的な炭火鍛造で職人が丹念に仕上げた特別な包丁
を表す言葉です。
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