MRコレクションの MR89B は「ランボルギーニ・イオタ(Lamborghini Jota)」1970年モデルを再現したモデルカーです。「幻の車」と呼ばれる名車です。
ランボルギーニ・イオタ(Lamborghini Jota)とは?
開発の背景
1970年に、ランボルギーニのテストドライバー兼開発責任者 ボブ・ウォレス(Bob Wallace) が、当時の主力モデル「ミウラ(Miura)」をベースに、サーキット走行を念頭において試作したワンオフのコンペティションカー
「Jota」の名前は、FIAのレース規定「Appendix J(付則J)」に由来しています。ランボルギーニ社としては公式にレース参戦を拒否していたため、イオタはあくまで「非公式・試作車」でした。
技術的特徴
ベースはミウラですが、徹底的に軽量化。ボディはアルミやマグネシウム合金を多用。インテリアもスパルタンにし、余分な装備を取り外し。
エンジンはミウラの 4.0L V12エンジン をチューン。最高出力は 約440〜450馬力。最高速度は 約320km/h に達したとされます。シャシーも補強され、足回りや冷却性能もレーシング仕様です。
デザイン
フロントに特徴的な「リベット留め」のリップスポイラー。ヘッドライトはミウラの「まぶた式」ではなく、固定式ライト+カバーに変更。ボディラインはよりアグレッシブかつレーシー。
現存と伝説
1971年にテスト走行中、事故・火災で唯一のオリジナル「Jota」は消失。
その後、オーナーからの強い要望で、ランボルギーニと外部業者が「ミウラ」をベースに似せて改造した「ミウラSVJ(Jota風仕様)」が数台作られました。その希少性と伝説性から、ランボルギーニ史上最も幻のモデルのひとつとされています。
- メーカー: MRコレクション
- ブランド: ランボルギーニ
- モデル: イオタ
- 年式: 1970年
- カラー: レッド
- 型番: MR89B
- スケール: 1/43
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