コレクション整理での出品です。
明治期の珍しい形の蚕神になります。
長野県の江戸時代から続く養蚕農家に祀られていた蚕神です。
木枠にガラス製の湿板写真が収められ、木蓋で蓋をされた珍しい様式です。木蓋の真ん中は、繭玉の形を模した穴が開けられており、その穴を撫でてご利益をあずかっていた為か、湿板写真の真ん中は剥げて消えかかっています。
また、木蓋は真ん中から縦に割れていますが、写真のように綺麗に嵌まり収まります。写真には「養蚕祖」とあり、下部に人物?のような影が見受けられます。養蚕の神、中国の祖先神と言われる黄帝の皇后累祖の御影かも知れませんが、判然としません。画像でご判断下さい。
古い物のため全体的に相応の傷や汚れが見受けられます。写真を良くご覧になり、ノークレームノーリターンを御理解頂きました上で御購入下さい。
 
 カテゴリー:
ホビー・楽器・アート##美術品・アンティーク・コレクション##彫刻・オブジェ